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製造工程

植毛装置とは

糊を基材に塗布する”糊塗布機”、パイル(短繊維)を植える”植毛機”、糊を 乾かす”乾燥機”からなる

一連の製造機械のことを言います。
その種類はとても多く、色々な用途によって使い分けられるそれらの機械は、組み合わせ一つで全く「性格」が変わります。

弊社には全部で6レーンの植毛装置がありますが、ほとんどが違う組み合 わせで作られていて

色んな製品の加工が可能です。
ここではその紹介をさせていただきます。

 

工程概要

  • パイル
  • 接着剤
  • 前検査
  • 工程A
  •  

  • 工程C
  •  

  • 工程D
  •  

  • 工程E
  •  

  • 工程F

仕上げ工程~出荷

二次加工工程

製品の検査・試験

植毛工程

工程A ロール捺染機+アップ式植毛機+蒸気加熱型シリンダー式乾燥機

  • 加工品
  • 加工品

ロール捺染機

銅製のロールに柄を彫刻しものによっては表面に鍍金加工を施した型を使用して、ゴム製の大きなロール(タイコ)の間に生地を挟み柄を転写します。

バインダーを付けたロールをドクターでならしてロールの凹部分のみに入れます。
その直後に型ロールをタイコに押し付けて生地にバインダーを転写していきます。

加工可能巾 90~112cm
加工速度 20~40m毎分
仕上がり状態 振り落ち

アップ式植毛機

印捺された柄の付いた生地をパイル供給機と電極で挟み、電極に向かってパイルを飛翔させます。

この時点でプリント植毛加工された状態になります。この機械の特徴として空中で植毛されるため生地の裏にもパイルが付着します。この事が後の乾燥工程で重要になってきます。

植毛時に空中に浮いているため、伸縮性の高い生地には不向きです。


蒸気加熱型シリンダー式乾燥機

金属製で円筒状のシリンダー内に蒸気を満たして加熱し、その熱で乾かすタイプの乾燥機です。蒸気によって加熱されたシリンダーに直接生地が触れるため、前述したように生地の裏にパイルが付着していた方がバインダーによってシリンダーを汚す事がなくなります。なのでこの方式の乾燥機は裏にパイルが付く植毛方法でないと使用できません。

この方式は乾燥能力が低く加工可能な生地も薄手のものと限定される事がデメリットですが、シンプルでかつ小型化できるメリットがあります。弊社はテンターを保有しているため乾燥能力の低さを補っています。


【 製造工程Aの動画 】

工程C ドクターナイフコーター+自由落下型ダウン式植毛機+熱風加熱型二段 シリンダー式乾燥機

  • 加工品
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  • 加工品
  • 加工品

ドクターナイフコーター

ゴム製の大きなロール(タイコ)の上に生地を走らせ、金属製のドクターナイフで生地表面に接着剤を均一に塗布します。
生地とドクターナイフとの間隔を変えることで植毛後の硬さや植毛強度などの調節をします。
接着剤を生地上で均して塗布するため厚手の生地や撥水性の強い生地に有効で、薄手や撥水性のない生地は裏に接着剤が抜けてしまい加工ができません。

ドクターナイフコーター
ドクターナイフコーター

自由落下型ダウン式植毛機

ダイレクトチャージ式植毛機

供給機から高周波振動状態の網を通過したパイルが自由落下で電極に達し、通過する際に電荷して接着剤の塗布された生地に向かって飛翔します。

この時点で全面植毛された状態になります。植毛時の生地は金属製のビーターによって上下に揺れています。それによって有効植毛面を増やしより高密度な植毛を施します。


熱風加熱型二段シリンダー式乾燥機

ガスファンヒーターによる熱風を炉内に送り、金属製の大きなシリンダーをジグザグに配置して乾燥時間を増やした機械です。
炉内の長さは弊社で一番長くそれに比例して乾燥能力も高い。
仕上がりが巻き取り専用機のため巻の交換が出来るようにダンサロール+ターレットワインダーでテンションを変えることなく巻き替えが可能です。

熱風加熱型コンベア式乾燥機

【 製造工程Bの動画 】

工程D コンマコーター+ダイレクトチャージ(D,C)式植毛機+熱風加熱型 中空・シリンダー式乾燥機

  • 加工品

コンマコーター

板状のナイフではなく、曲面状のナイフを使用したコーターです。 ドクターナイフより制度が高く薄い塗膜を形成します。 転写フロック用の植毛をする際に、転写後に台糊が残らないように出来るだけ薄く塗布するためにこの機械をつかいます。

コンマコーター
コンマコーター

ダイレクトチャージ式植毛機

ダイレクトチャージ式植毛機

この方式は図のように網の上にブラシが付いていて、ブラシが回る事で強制的に網からパイルを落とします。その際に直接パイルを電荷させて生地方向へと飛ばします。
ダウン式やアップ式に比べて風などの影響を受けにくく強制的にブラシで落とすため部分的にパイルの量が少なくなる中稀のリスクが減り、またロングカットパイル特有の玉になり易い性質もブラシによる強制落下によって大きく改善され加工を実現しています。
機械の構造上、掃除がしにくいのが難点でパイルの色替えに時間が掛かります。

 

 

 

ここでは6本のブラシでパイルを落とします。生地を送るベルトはメッシュ状でその下に余分なパイルが落ちる設計になってます。


熱風加熱型中空・シリンダー乾燥機

空中に浮いた状態で乾燥するタイプと工程Bの乾燥機のタイプとの混合形の乾燥機です。 乾燥能力向上と中空式のデメリットである耳巻きやテンションの不安定を改善する仕様になっています。

熱風加熱型中空・シリンダー乾燥機

【 製造工程Cの動画 】

工程E ロータリースクリーン(R,S)捺染機+自由落下型ダウン式植毛機+熱風加熱型コンベア乾燥機

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ロータリースクリーン捺染機

金属製の網を筒状にしたシリンダーに任意の柄が出るように膜を張った型を使用してプリントを行う機械です。

ロータリースクリーン捺染機
ロータリースクリーン捺染機

自由落下型ダウン式植毛機


自由落下型ダウン式植毛機

工程Bと同型の植毛機で、工程Bはパイル供給部分が二箇所なのに対して一箇所でパイルを供給している。
プリント加工が主の機械なので工程Bよりパイルの使用量が少ないため単機での供給でも十分な植毛が可能です。

自由落下型ダウン式植毛機

熱風加熱型コンベア式乾燥機

金属製のコンベアに布を付けた物の上に植毛した物を乗せて炉内に運びガスファンヒーターから送られる熱風で乾かす乾燥機です。
乾燥能力はその長さに比例しますが、温度は100℃以上に上げられる事から蒸気加熱型に比べ格段に乾きやすくなっています。

植毛後の生地がコンベア上に乗っているため対進行方向にテンションが掛かりにくく伸縮性のある生地に対して有効な方法になっています。
ですが、機械構造が複雑なため必然的に大型になってしまいまたその構造の複雑さから加工速度に制限がかかります。

巾は2m程ありW巾に対応しています。
仕上がりは基本的に振り落ちですが、紙へのプリント加工時は振り落ちを固定して、巻き取り機を増設し加工を行えます。

熱風加熱型コンベア式乾燥機

【 製造工程Dの動画 】

工程F フラットスクリーン(F,S)捺染機+D、C植毛機+熱風加熱型二段コンベア式乾燥機

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フラットスクリーン捺染機

平面状の化繊の網に接着剤が抜けないように膜を張り任意の柄の部分は空けてある型を使ってプリントします。

フラットスクリーン捺染機
フラットスクリーン捺染機

生地の進行方向に対して垂直にスケージ(他の機械でいう所のドクター)が動いて柄を印捺していきます。


ダイレクトチャージ式植毛機

工程Cと同型機でブラシの数は4本です。

ダイレクトチャージ式植毛機

熱風加熱型二段コンベア式乾燥機

工程Dの乾燥機を二段にした形の乾燥機です。乾燥能力は向上しますが機械的に複雑になるデメリットがあります。

熱風加熱型二段コンベア式乾燥機

【 製造工程Eの動画 】

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