植毛工程が終了した製品をそのまま出荷は出来ません。加工時に使用したパイルの余剰分が付着していたり、
接着剤も完全には効果を発揮できていない状態です。ここでは植毛加工後に行う作業を紹介します。
工程概要
仕上げ工程~出荷
ブラッシング
:回転するブラシやハタキで余分なパイル、ゴミ等を落として吸い込み除去します。
余剰分の量によって通す回数は異なり状況に応じて通すタイミングも変化します。
テンター
:両サイドから引っ張り広げた状態で高い熱をかける事で接着剤の硬化を促進し植毛強度を
向上させ、かつ生地の巾も任意の巾に整える工程です。
検反
:製品の外観を弊社独自の項目にて目視による検査を行いながら出荷荷姿の巻物状(反物)に
巻き上げて行きます。
梱包・出荷
:検反後の反物をビニールや包装紙、ダンボール(必要に応じて緩衝材なども使用)等で
梱包し出荷します。輸出梱包も自社にて対応が可能です。