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機械設備(パイル)
切る染める脱水乾燥
小さい製品に
たくさんの工程
単純に繊維を短く切ったものが、パイルになるわけではありません。間に様々な工程を経てパイルへとなります。
フロック加工をするのであれば、パイルという材料を作っただけです。フロック加工というのは、実はたくさんの職人の手に渡って
お客様の元へといくのです。
PILE MACHINE
パイル加工の機械設備
原糸をカットし、染色してから電着処理、脱水し、乾燥してから選別して出来上がりです。それぞれの過程で繊維の表情が変わります。
水分量が多くないと原糸を上手くカットすることはできません。染色した後、袋に入れますがその状態は、とんでもなく重く人の手では持てません。
しかし、乾燥機を通ると、サラサラと気持ちのいいモノになります。その状態がパイルです。そこから良いものを選別します。
各工程でそれぞれの機械を使ってパイルを製造しています。
カット
糸を任意の長さに、裁断します。水分量の多いTOWを束ねてカットします。0.1mm単位で長さを調整します。熟練の職人は0.1mmの違いを
目と手触りで判断できます。
染色釜・水洗機
裁断した糸を染色釜に入れ、染色します。容量1,500L~4,000Lの釜があり、アルカリ性となっているので、中性になるまで水洗機で洗います。
脱水機
染色、パイル処理を施したパイルは、布袋に入って水を吸ってかなり重くなっているので、乾燥する前に袋ごと脱水します。
乾燥機
染色した糸をパイルの使用目的に応じて、水分率を調整し、乾燥します。
選別機
不具合のあるものを検品、選別するために、糸の太さ・長さに応じて、メッシュを交換、セットして篩にかけます。
保有機械設備
機械名 | 台数 |
---|---|
染色釜(1,500L~4,000L) | 計7 |
水洗機 たて・よこ型 | 各1台 |
脱水機 | 2 |
気流乾燥機(熱風乾燥機) | 2 |
ロータリーカッター(二重回転式自動切断機) | 1 |
D型自動切断機オートカッター(小野打) | 3 |
バルガー社製カット機 | 4 |
選別機 大 | 計11 |
フォークリフト | 2 |